活動実績

1)薬物依存症の当事者・家族への支援 当事者・ 家族からの相談に対し適切な支援機関に繋ぐ
・緊急性のある案件や家族が被害にあっている案件に対して、スタッフが現地を訪れ 家族と共に地域の支援者との連携を作り 安全を確保している。
・セミナーや相談会を開催し、府県を跨いだ支援、よりよいサポートの実現を図るため、ダルクマッチングサポートを活用することで、より多くの困難な事例に対応している。

・ダルクマッチングサポートを利用して、受刑中に回復施設に繋ぐ支援は実績をあげつづけている。

2)保護観察所との連携                                          
・大阪保護観察所堺支部主催の家族ワークを隔月開催。                     薬物依存症の正しい知識・情報を提供。
参加者の現在の状況を聞き取り、個々の状況に合わせた解決策を提案。
当事者を回復支援に繋ぐためのサポートを行っている。その一環として支援施設等へ相談者と一緒に赴くなどの伴走支援も行っている。

・徳島保護観察所主催の薬物事犯者の引受人・家族会に講師として参加。
依存症の基礎知識、介入のタイミング、家族会の役割等について講演。

3)海外の取り組み紹介                                                    
・依存症問題のうち、特に薬物依存において日本では犯罪者という側面ばかりが強調され、支援や人権に対する配慮が遅れている。
そのため、海外での薬物依存症者に対する支援や、人権への取り組みを翻訳しホームページで公表している。

4)社会復帰支援
・2021年4月28日より、薬物依存症から回復している著名人、清原和博氏、高知東生氏、塚本堅一氏の著書を鑑別所、少年院、少年刑務所、刑務所、保護観察所に送るクラウ ドファンドを手がけた。
この事業により、上記書籍を読んだ受刑者等から手紙が寄せられるようになり、彼らの薬物依存症からの回復と社会復帰について相談に乗っている。
・就労を希望する受刑者には「職親プロジェクト関西」と連携し、受刑者の協力雇用主へと繋ぎ、協力雇用主には自助グループの必要性など、依存症者に必要なサポート体制のあり方についてアドバイスを行っている。

5)社会運動及び薬物依存症回復施設の倫理規範作り
・ARTS はすでに依存症支援を行っている6団体の代表が集まっており、それぞれの知見や各地の取り組みに精通している。
月に1度会議を行い、現状の依存症問題について話し合い、国、医療、行政に対する要望だけでなく、依存症支援者に対する倫理問題の是正をいかに促していくか、回復施設の評価方法など次世代の問題に対し意見交換やとりまとめを行っている。
・薬物問題に関わる、医師、ソーシャルワーカー、看護師、支援団体、大学教員などで取りまとめた「大麻使用罪創設反対声明」の発表に関して、 ARTS が事務局となった。
・アルコール、ギャンブルに引き続き、薬物の基本法に関しても必要性を感じ、関係者との連携を開始している。

6)広報活動
・近年、若年層の処方薬・市販薬依存が増えている。
まず家族に相談や支援に繋がってもらうため、ドラッグストア・スーパー等に相談会、家族会グループミーティング等へのチラシを設置してもらう取り組みを徳島県にて継続中。
令和4年度は一軒のドラッグストアに設置済み。